皆様こんにちは!マイホーム不動産の鈴木です。
今回は、「住宅ローンの借入ができなくなる!NG行動9選」について、解説していきます。
住宅ローンを組んで夢のマイホームを購入しようと考えている方にとって、「住宅ローンの審査に通らない」というのはとても辛い事です。
家を買おうと思った瞬間から、家賃の支払いがもったいないと感じ始めるからです。
しかし、実はちょっとした油断や行動が原因で、審査に落ちてしまうことも珍しくありません。
収入が高い方でも知らないままでいらっしゃって、普段の生活の中で何気なくNG行動をしてしまい、それが原因で住宅ローンが借入できなくなる、というケースは意外にも多いものです。
「今すぐ住宅を購入する」という事が無くても、社会的な「信用情報」のNGを知っておく事で、他の事にも役立つ機会があると思います。
ぜひこの機会にチェックして、足元を固めておきましょう。
それではいきましょう!
住宅ローンの審査では、他の借り入れ状況もチェックされます。
消費者金融やカードローン、リボ払いなどの借金があると、「返済能力に不安あり」と判断されることもあります。
正直に申し上げると、特に消費者金融やキャッシングなどの借入があると、「お金に困っているのかな?」というイメージになってしまいます。
リボ払いは金融機関にもよりますが、あまり良い支払い方法とは言えません。
リボ払いは一定額を毎月、口座から支払っていくシステムなのですが、支払い額が一定額のため、返済がどんどん積もっていくケースも多く、顧客側が罠にかかりやすい雪だるま方式のシステムなんですね。
これも金融リテラシーが高い方は避ける方が多いので、「リボ払いを使ってるのに、理由が何かあるのかな?」と勘繰られてしまうNG行動なんですね。
リボ払いをしているからといって100%住宅ローンの審査に落ちるとは言いきれませんが、あまりメリットがないので、できるだけ普段から避けて生活をしておくのがおすすめです。
カードでお買い物程度なら、引き落としに問題があるなどでなければ、問題ないケースがほとんどです。
また、車のローンなどは返済比率に上乗せをして計算し、返済に問題ないと判断されれば、住宅ローンは借りる事ができます。
ただし、何の借入も無い方に比べると、やはり返済比率を圧迫してしまし、希望の借入額に届かないケースもあります。
できれば借入を伴う車の購入などは、住宅ローンを組んで、支払いが始まってからにするのがベターです。
この様な車のローンなどが可能性がありますから、金利の低い住宅ローンを一番先に借りられる範囲で借りておき、その時には手元にできるだけ現金を残しておくのがおすすめです。
同じ金額を借り入れても、車のローンは住宅ローンに比べて、金利がとても高く感じられると思います。
その時に現金を使えるように、手元に現金を残すのがおすすめ、という訳ですね。
✅対策:不要な借り入れは早めに完済、家を購入後に借入をするなら問題無し。
使っていなくても、「クレジットカードの枚数が多い」だけで、住宅ローン審査に不利になることがあります。
「では何枚かクレジットカードを持っていたら、即住宅ローンの審査がダメになるのか?」というと、そういう訳ではありません。
しかし例えば1か月の間に3件など、短期間のうちに何枚もクレジットを申し込んでいると、かなり怪しまれたり、銀行や状況によっては完全にNGとなってしまう場合もありますので、やめておいた方が無難です。
またクレジットカードのお買い物自体も特に問題はありませんが、クレジットカードにはそれぞれ「キャッシング枠」というものが設けられています。
このキャッシング枠というのは、言わば「すぐに引き出して使ってもいいよ」という金額が用意されている、という事です。
このキャッシング枠の限度額が高ければ高いほど「これからでもすぐに借りてしまう可能性」がある為、将来の返済リスクとみなされる危険があります。
カード類はなるべく整理して、不要なものは入会しない、解約しておくのがおすすめです。
✅対策:使っていないカードは解約して整理しましょう。
携帯代、カードの支払い、家賃などをうっかり滞納したことはありませんか?
特に多いのが携帯電話の本体の分割払いの延滞です。
金額が小さいので軽く見られがちなのですが、こういったものは全て「借入」になるんですね。
その「借入が、延滞された!」という事になりますと、貸す側から見ると「信用できない人」の烙印を押される、という事をよく覚えておきましょう。
この様に金額の大小に関わらず延滞をしてしまうと、1日や2日でも、「信用情報」に記録されてしまうことがあるので注意です。
✅対策:今後は支払い期日をしっかり守るようにしましょう。
住宅ローンの審査では「安定した収入」が重視されます。
そのため転職直後だと勤続年数が短く、収入の信頼性が低いと判断されがちです。
もちろん専門性が高い職業だったり、系列店への移動など、状況によっては考慮される事もありますが、かなり厳しくなると考えておいた方が無難です。
転職を考えていらっしゃる方はできれば先に家を購入し、引き渡しが終わってから転職をするようにするのがおすすめです。
✅対策:住宅ローン申請は、できれば勤続1年以上経ってからにしましょう。
年収や勤務先などを実際よりも良く見せようと、虚偽の申告をするのは絶対NGです。
もし銀行にわかってしまった場合、審査が即落ちになるだけでなく、将来的に信用情報に傷がつく可能性も大いにあります。
不動産の担当者には、しっかりと状況を正直に伝えましょう。
✅対策:正確な情報を正直に申告しましょう。
節税のために所得を少なく見せていると、ローン審査上は「収入が低い人」と判断されてしまいます。
経費をたくさん計上しすぎると「実際の手取りが多くて支払いは余裕なのに、住宅ローンの借入ができない!」ケースに陥ってしまいます。
✅対策:2〜3年はしっかりとした所得申告を意識しましょう。
審査に通るか不安で、複数の金融機関にたくさん申し込むのは、むしろ逆効果になるのでやめておきましょう。
例えばなんですが、皆様のお知り合いのAさんが色々な方に「お金貸してくれる?」といった打診をしているとしたら、皆様もAさんを不審に思われるのではないでしょうか。
それは銀行サイドから見ても同じ、という事なんです。
では2つの金融機関に住宅ローンの審査を申込んだら、即住宅ローンの借入がNGになるのか、と言うとそこまで極端な事ではありません。
基本的に金融機関はそれぞれ独自の住宅ローンサービスを展開しているケースも多く、金利や団信などのサービス面から、いくつかの銀行に事前審査を出しておくのは、決して不自然な事ではありません。
しかし例えば8行、9行に事前審査をかけていたりすると、住宅ローンの可否は不明なまま、その数だけは他の金融機関にもわかります。
すると「なぜこんなにたくさん申し込んでいるのだろう?たくさん断られたのかな?」と疑われかねず、マイナスに働く事も大いに考えられます。
不動産会社の担当から、「この銀行に申込みをしてみましょう」という提案があるはずですから、その数が同時に5つを上回った場合には、まず理由を確認してみましょう。
たくさんの金融機関にどんどん住宅ローンの審査を申し込むと「申込ブラック」と判断される可能性があり、印象が悪くなるので、覚えておきましょう。
✅対策:本命3行くらいまでに絞って申し込みましょう。
保証人になっている場合は自分の返済能力とは関係なく、リスクを背負っていると見なされます。
それで即、住宅ローンの審査に落ちるとまでは言い切れませんが、例えば返済比率の計算に含んで借入金額を出す、という事はあるかと思います。
保証人になった状況や金融機関にもよりますが、住宅ローンの審査で不利になる可能性があるので、注意が必要です。
✅対策:保証人になっている場合は、その事実を正直に不動産会社に相談しましょう。
最後になりますが、税金の支払いが未納のままだと、住宅ローンの審査には通りません。
住宅ローンの審査の中で「納税証明書」という書類の提出を求められますが、それで「 納付済みの税額や、未納となっている税額」をチェックするわけですね。
税金の場合は過去の滞納があっても、信用情報に傷が残るというシステムはありませんから、借入金の延滞の様に、ブラックになる訳ではありません。
しかし納税証明にすぐに反映される事は少ないですから、早めにしっかりと過去の滞納分も払っておきましょう。
八王子市では、ホームページに以下の様に載っていました。(2025/5/18確認)
~「個人住民税納税証明書」のページから引用~
金融機関等で納付いただいた場合、市役所で納付の確認ができるまでに数週間かかります。
スマートフォン決済・モバイルレジクレジット・モバイルレジをご利用の方へ
上記納付方法を利用した場合、納入確認には約2週間かかります。個人住民税納税証明書がお急ぎで必要な方は、上記以外の納付方法をご利用ください。
~引用終わり~
✅対策:早めに税金の滞納を解消しておきましょう。
さて今回は「住宅ローンの審査にとって、危険!」という注意行動九つについてお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか。
住宅ローンの審査は、「今の信用情報」「収入の安定性」「返済能力」など、色々な事を多角的に見られます。
数千万円のお金をポーンと貸すわけですから、それはそうでしょうね。
普段の何気ない行動が原因で審査に通らない…なんてことは、皆様も避けたいと思います。
不動産は世界にひとつだけの固有性の高い商品ですから、良い物件と巡り合った時にポンと買えるかどうかが、かなり大きな鍵となります。
今回ご紹介したNG行動を避けて、スムーズなマイホーム購入を目指しましょう!
最後まで読んでくださった方、誠にありがとうございました。
この記事が少しでも皆様に楽しんで頂けたなら、とっても嬉しいです!
八王子市周辺で不動産を売りたい方、お探しの方は、ぜひお気軽にお声がけください。
お電話での相談はTEL:042-634-9527(東京都八王子市南町にございます)にお願いいたします。
(*火曜日水曜日定休/9:30~18:00)
(マイホーム不動産では率直なアドバイスを心がけており、八王子市周辺で「新築戸建」「売地」「中古戸建」「中古マンション」を購入希望の方、「土地の売却」「戸建売却」「マンション売却」希望の方は、個別相談もお受けしております。)
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。
それではまた!
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