
皆様こんにちは!マイホーム不動産の鈴木です。
今日はハタ型の土地、俗にいう「旗竿地」について、お話ししていきたいと思います。
メリットもデメリットもありますし、一言で「旗竿地」と言いましても色々な物件があります。
「旗竿地がダメ!」というのもお客様個人の感覚ですのでもちろん否定はしませんが、ぜひ「旗竿地」だからと言って先入観を持たず、それぞれの物件を見て頂けたらと嬉しいです。
なぜならあまり先入観を持たない方が、物件の幅が広がると思うからです。
旗竿地とは細い道の様なところを通った先にある土地のことで、形が旗竿のように細長くなっている土地のことを指します。
不動産屋さん達からは、「敷地延長=しきえん(通称)」と呼ばれています。
上から見ると道路からハタの形で伸びているので、一般のお客様は「旗竿地」「ハタ地」などと呼ばれる方が多いです。
ハタの持ち手部分にあたる場所は「カースペース兼、道路と家を行き来する通路」として使用されるケースが多いですね。

建物を建てるためには「建築基準法で認められた道路に2m以上面している必要がある」のですが、①入口が狭く見える旗竿地は「建築できない土地」と誤解されがちです。
しかし多くの旗竿地は、そんなことは全くありません。
新築戸建や中古戸建のほとんどが、ちゃんと建築できる物件です。
(中にはありますが、そういった土地は再建築不可などとどこかに書いてあるはずです。)
そこは誤解の無いように、ぜひ覚えておいて頂けら良いと思います。
旗竿地は前述したように持ち手部分にあたる場所を「カースペース兼、道路と家を行き来する通路」として使用されるケースが多いので、②実際の敷地面積よりも狭く感じる事が多いです。
旗竿地はその通路部分も自分の敷地ですから、敷地面積をまるまる感じられる訳ではないからですね。
例えば、200㎡の広さの土地で旗竿地だとすると、家の建っているスペースは
200㎡ー通路部分の広さ(㎡)という計算になります。
その分カースペースなどで使えるので損をしている訳ではないのですが、実際の面積よりも狭く感じるというのはデメリットのひとつかと思います。
この様に、家の周囲のスペースが通常よりも取りにくい為、③物件によっては日当たりが悪くなったり、閉塞感を感じる場合もあります。
また車を置く場所と出入りする場所が併用となるので、④物件にもよりますが車を置くと自転車が入りにくかったりするケースもあります。
また⑤建物を解体したり引っ越しの時に値段が高くなる場合があるので、そういった場面では旗竿地はデメリットになりますね。
なぜ値段が高くなるのかと言うと、機材やトラックなどが敷地に入れられないので人手間をかけて行う必要が出てくるからです。
解体なんて特に幕を張って大きい重機入れてガガーっと壊すと、あっという間に建物が無くなります。
旗竿地は入口から重機やトラックを入れる広さを確保できない事が多いので、人間が行ったり来たりして手運びになるなど手間がかかり、値段がかかってしまう訳なんですね。
また売却する時には他が⑥同じ条件の整形地に比べて、売却価格が低くなるという事も旗竿地のデメリットになります。
さていかがでしょうか?
まずは旗竿地のデメリットを解説いたしましたが、これを全部ひっくり返すと、ちゃんとメリットがある事もわかって頂けるのではないでしょうか。
それでは次は、「旗竿地のメリット」にいきましょう!

さて旗竿地のメリットのダントツナンバーワンは、①「価格が安いこと」です。
先ほど挙げた②6つのデメリットですら凌駕するほどのコスパの良い物件もあるのが、旗竿地の面白いところです。
同じ様な価格ならおそらく旗竿地を選ぶ方は少ないのと思うのですが、整形地と比べた時の価格と物件のバランスを見ると、とてもコスパが良い物件もあるんですね。
例えば「カースペースが2台(3台)欲しい」という方で、整形地だと予算が届かないケースでも、予算内で旗竿地の物件とマッチングする事もたくさんあります。
そういった方はまず優先順位が「(1)車2台(3台)」「(2)場所」となっている事も多いですから、それ以外の条件はあまり気にならないという方も多いです。
そこで「整形地じゃないと・・・」と旗竿地を敬遠してしまうと、おそらく予算内では物件が見つかる可能性がかなり低くなってしまうと思われます。
そう考えると「旗竿地は探している条件によっては、かなりコスパの良い物件がある」というのもおわかり頂けるのではないでしょうか。
ですので③カースペースが2台以上でコスパの良い物件を探している方には、旗竿地はかなりメリットが大きい物件だと言えます。
また同様に、④間取りが広くてコスパの良い物件がある事が、旗竿地のメリットになります。
旗竿の持ち手部分は自分の敷地ですから、それを入れて建ぺい率・容積率の計算ができます。
そうなると、「庭は要らない、間取りが大きい方がいい!」という方にとって、メリットがあると言えるでしょう。
後は⑤「あまり家の様子をじろじろ見られたくない」という方は、旗竿地の方がメリットがあります。
通常はよほど敷地が広くなければ「道路からすぐ家」という状態が多いので、落ち着かないという方がいらっしゃいます。
⑥旗竿地だと道路から少し離れるので「道路の騒がしさや人の気配を感じにくく、落ち着く」というメリットもありあります。
また、最近では業者さんによって旗竿の持ち手部分(通路・カースペース部分)を幅3Mで分譲する事もあります。
(整形地でも、多くのカースペースは幅が2.5~2.7mでとるケースが多いです)
幅が3Mですと通路部分にかなり余裕ができるため、「旗竿地は嫌だ」とおっしゃっていた方も「ん?これなら良いかも。」と考えなおされる方も少なくはありません。
また周囲の状況によっては、「あれ?これは整形地よりも良いかも!」と不動産屋が思う物件だってあります。

この様に、旗竿地のメリットは「他の条件に対するコスパの良さ」です。
「旗竿地」という事をどうしても受け入れられない場合は、物件価格に目をつぶった方が良いのかな、と思います。
よく「旗竿地は売れない」というのをネットで見ますが、売れない事はありません。
誰も住みたくならない様な僻地でない限り、ちゃんと売れます。
もちろん買う時同様、整形地に比べて価格が下がりますが、買う時に安いのですから損はしません。
もしも駅の距離や場所、間取りの広さなど「譲れない条件はあれども、物件価格が高くて手が届かないな」という場合は、旗竿地に目線を移すのもひとつの手です。
さて今回は「旗竿地」と呼ばれる敷地延長物件にポイントを絞ってお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか。
不動産はバランスですから、柔軟な広い視野で物件を探していくのがおすすめです。
八王子市周辺で物件をお探しの方は、ぜひマイホーム不動産㈱にお声がけくださいね。
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